不倫疑惑が報じられた自民党の宮崎謙介衆院議員(35)が、12日にも記者会見を開き、疑惑について釈明する見通しだという。一方、妻で同じく自民党の金子恵美衆院議員(37)に対しては、事実関係を認めた上で「不適切だった」と謝罪したという。日本テレビなどが伝えた。
週刊誌『週刊文春』が9日に伝えたところによると、宮崎議員は、妻の金子議員が今月5日に長男を出産する6日前の先月30日、京都市伏見区の自宅に、東京から訪れた女性タレントを一泊させていたという。日刊スポーツ紙によると、自宅で密会していたとされる女性タレントは、グラビアタレントの宮沢磨由(34)。
産経新聞によると、この不倫報道があった9日、宮崎議員は、自身が所属する自民党の派閥「二階派」の伊吹文明顧問宅を訪問し、土下座して謝罪したという。FNNによると、宮崎議員は不適切な関係があったことを周囲には認めており、9日夜には「これからは家族のために、ちゃんと、まっとうに生きていこうと思う」と話していたという。
また、日本テレビによると、妻の金子議員に対しても既に「不適切だった」と認め、謝罪しているという。
同紙によると、翌10日には、二階派の二階俊博総務会長らが宮崎議員から事情を聴取。この日開かれた二階派の総会で、伊吹顧問は「非は非として認め、しっかりおわびをする。グズグズしているのは許されない」と語った。さらに、この日の協議で、宮崎議員は祝日である11日を挟んで、12日にも記者会見を開き、疑惑について釈明することを決めたという。