愛知県警北署(名古屋市北区)地域課の小川裕気巡査(22)=名古屋市西区=が6日、他人の住宅に侵入し、就寝中の女性を襲ってわいせつ行為を加え、けがを負わせたとして、強制わいせつ致傷と住居侵入の両容疑で逮捕された。国内各紙が伝えた。
毎日新聞によると、小川容疑者は1月31日午前2時40分ごろ、愛知県尾張地方の住宅に侵入。寝ていた20代の女性の口をふさぎ、わいせつな行為をしたという。女性は唇に全治約2週間のけがを負った。
日本テレビによると、小川容疑者は白いマスクを付けるなどして顔を隠して犯行に及んでいた。防犯カメラの映像分析などから、小川容疑者が浮上し、逮捕に至った。小川容疑者は容疑を認めている。
同紙によると、小川容疑者は昨年4月に採用されたばかりの巡査。調べに対し、警察官になる3〜4年前から風呂場ののぞきや、路上でのわいせつ行為をしたことがあるなどと話している。
中日新聞によると、小川容疑者は昨年4月の採用後、警察学校を卒業し、同年9月から北署に赴任。職場実習を受けるなどし、今年1月末からは再び警察学校に初任補修科生として入校していた。犯行当日は休みだったという。
同紙によると、北署では昨年8月、同じ地域課の20代の巡査部長が、住宅に侵入し女性を乱暴しようとしたとして、強姦(ごうかん)未遂と住居侵入の両容疑で逮捕されている。