大阪府警察学校(大阪府田尻町)に在籍中の20代の男性巡査が、10代の男性巡査2人に対し、平手打ちやアイロンを押し付けるなどの暴行を加えていたことが明らかになった。複数の国内メディアが25日伝えた。
産経新聞などによると、20代の巡査と10代の巡査2人は同じ部屋で寮生活を送っており、20代の巡査が昨年10月以降、2人に平手打ちや蹴るなどの暴行を10数回繰り返していたという。また、今年1月13日夜には、うち1人の巡査の左腕にアイロンを押し当て、軽いやけどを負わせた。
20代の巡査は昨年4月に大阪府警察学校に入校し、今月28日には卒業予定だった。被害を受けた巡査2人が教官に相談し発覚。20代の巡査は「悪ふざけの延長だった」などと話しているという。
この問題を受け、大阪府警は20代の巡査の処分を検討している。一方、テレビ朝日によると、巡査本人は依頼退職する意向を示しているという。