大阪府内に住む女子高生が8日午前、大阪市中央区の大丸心斎橋店・北館屋上から飛び降り、隣接する心斎橋筋商店街のアーケード上に落ち、死亡した。自殺とみられる。読売テレビなどが伝えた。
読売テレビによると、大丸心斎橋店・北館屋上には、女子高生のものとみられるリュックサックがあり、中には遺書のようなメモがあったという。所持品から大阪府内在住の女子高生と分かり、飛び降りる様子が近くの防犯カメラに映っていた。
毎日新聞によると、遺書のようなメモには、病気についての悩みが書かれていたという。通行人が8日午前11時40分ごろ110番通報。現場は一時騒然となった。
心斎橋筋商店街の店員はFNNの取材に応じ、「みしっとじゃないが、コンクリートにカーンと当たるような音が2階からも聞こえた。それで、そのアーケードのところに人が倒れていた」と話した。
大丸心斎橋店・北館は、旧そごう心斎橋本店を大丸が買い取った建物で、地下2階・地上14階。屋上は「屋上庭園」として一般にも開放されており、広いスペースがある。