佐賀県神埼市で開かれていた熱気球の大会で20日午前7時45分ごろ、熱気球2機が接触し、1機が上空約100メートルから墜落する事故があった。墜落した熱気球に乗っていた男性2人がけがをした。国内各紙が伝えた。
事故があったのは、佐賀熱気球パイロット協会主催の「吉野ケ里ウィンターバルーンフェスタ」で、40代の男性2人が乗った熱気球が、別の熱気球のかごに接触。バルーンが破れて、上空約100メートルから下の田んぼに落下した。1人は腰の骨を折る大けがで、もう1人は足の骨が折れている疑いがあるという。
吉野ケ里ウィンターバルーンフェスタは、同市にある吉野ヶ里歴史公園で行われていた。2機はこの日午前7時半過ぎに公園を飛び立ち、公園から南西に約3キロの目標地点に向けて飛行していた。当時は、目標地点に砂入りの袋を落とす競技をしていたという。
2人はいずれも命に別条はないという。