三重県四日市市塩浜町にある昭和四日市石油の「四日市製油所」で11日午前に火災が発生した。現在も消火活動が行われているという。NHKなどが伝えた。
NHKによると、昭和四日市石油から11日午前11時50分ごろ、火災が発生したと119番通報があった。消防車数台と昭和四日市石油の消防隊により消火活動が行われている。けが人はこれまでのところ確認されていないという。
読売新聞が消防の話として伝えたところによると、重油と同程度の危険性がある「ホットオイル」が燃えているという。一方、NHKは「現在、消火活動が行われていて、火の勢いは収まってきているということです」と伝えている。
昭和四日市石油は、昭和シェル石油グループの石油精製会社で、昭和シェル石油が輸入した原油から、ガソリンや灯油、軽油などの石油製品を精製している。1957年に設立され、火災が発生している四日市製油所は翌58年に完成した。