第9回「東工大名誉教授と語り合うティーサロン」が2月13日(土)午後2時から、神奈川県川崎市多摩区登戸3209の登戸エクレシアキリスト教会で行われる。
今回のテーマは「進化論/創造論の謎―『カオスと脳』から進化論を考えよう!」。20世紀末から発達した「カオス理論」によって、生命の根源にはカオスが存在していることが明らかにされつつある。近年では、「カオスに内在する秩序」を利用して、生体は外乱に柔軟に対処して健康を保つこと、脳はカオスを利用して記憶の活動を行っていることなどが研究されている。
今回は、物理学者であり、科学史にも詳しい阿部正紀・東京工業大学名誉教授が、模型を使ってカオスを分かりやすく解説し、近年明らかにされつつある生命現象、特に脳活動との関連を紹介する。
入場無料。問い合わせは、同教会の担当・佐野さん(080・5170・4014)まで。