自称ジャーナリストの舛森公明容疑者(66)=住所不定=が、大手エステサロンに対する恐喝未遂容疑で逮捕された。舛森容疑者は、2002年からネット新聞「九州ジャーナル」で企業や政治家を批判する記事を、「松山慎一郎」の名で掲載していたという。国内メディアが18日、一斉に伝えた。
報道によると、舛森容疑者は、東京・新宿にある大手エステサロンの広報室長の男性(46)に、「エステで脱毛するのは違法じゃないか。ネットで記事にするぞ。他の会社なら何百万単位で来ますね。金額はご一任します」(FNN)などと言い、金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。
エステサロン側は金銭を払うことはせず、8月に警察に被害を相談していたという。舛森容疑者は電話したことは認めているものの、1年以上前のことだとして話した内容は覚えていないと容疑を否認している。
「九州ジャーナル」については、長崎県議会議員の小林かつとし氏(自民党)が今年1月、デマ・中傷記事を掲載されたとし、該当記事を削除するように求めた仮処分申請が長崎地裁から認められたと、ブログで報告している。
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