【CJC=東京】ロシアのメディア「スプートニク」によると、チェチェン共和国のテレビ局「グローズヌィ」は、同共和国の治安維持機関がラムザン・カディロフ大統領の暗殺計画を未然に食い止めたことを明らかにした。暗殺計画は10月末に実行される計画だったという。
同テレビ局は、悪意を持った計画は明らかであったにもかかわらず、カディロフ大統領は未遂者の若者らを許し、更正のチャンスを与えたと報じた。
テレビ報道によれば、チェチェンの都市アルグンにはワッハーブ主義者らが多く、今回カディロフ大統領暗殺計画を練っていた20人の若者らもその影響を受けていた。同大統領は「イスラム国」戦闘員らの影響もあり得るとしている。