人気アニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクターの偽グッズを販売したとして、雑貨製造会社「ジャピタ」(東京都渋谷区)の取締役1人と社員2人が6日までに、著作権法違反容疑で逮捕された。ジャピタは別の人気キャラクターの偽グッズも販売し、約8年間で10億円以上を売り上げたとみられている。NHKなどが同日伝えた。
逮捕されたのはジャピタ取締役の松本光代容疑者(50)と、デザイナーの社員2人。ジャピタも法人として著作権法違反容疑で書類送検された。
報道によると、松本容疑者らは、昨年10月から今年2月までに、妖怪ウォッチのキャラクター「ざしきわら神」の偽のキーホールダーなど計45個を製造し、群馬県のゲームセンター運営会社など4社に販売した疑いが持たれている。偽グッズは、クレーンゲームやカプセル入り玩具販売機の景品として使用されたという。
NHKが警察の情報として伝えたところによると、松本容疑者らは容疑を認めているという。