【CJC=東京】米ニューヨーク州オナイダ郡ニューハートフォードのワード・オブ・ライフ教会で開かれていた霊的カウンセリング集会で、19歳と17歳の兄弟が暴行を受け、兄が死亡、弟が重傷を負う事件があった。地元警察が15日、発表した。兄弟の両親を含む6人を殺人や暴行の容疑で逮捕したという。AFP通信が報じた。
警察当局によると、父親のブルース・レナード容疑者(65)と母親のデボラ・レナード容疑者(59)は、第1級故殺の重罪に問われている。同教会の会員4人が第2級暴行罪で訴追されている。
近隣住民は地元ニュースサイト「シラキュース・コム」に、事件が起きた教会は「カルト集団」で、元は学校だった建物で真夜中に集会を開き、歌ったり祈ったりしていたと話している。