「安全保障関連法案に反対する立教人の会」は、公式サイトに「安全保障関連法案の可決に断固抗議します」と記すとともに、同会の活動報告会を29日午後6時半から立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区)の太刀川記念館3階多目的ホールで行うことを発表した。
また、「安保関連法案に反対する西南学院有志の会」も公式サイトで、24日午後5時から西南学院大学東キャンパス(福岡市)の大学博物館2階講堂で緊急集会を開き、教職員、学生、卒業生有志のリレートーク、抗議声明発表などを行うことを発表した。
「平和と希望を求める青山学院有志の会」は公式サイトで、19日未明に参院本会議で可決された安保関連法について、「国会では違憲である法案が人びとの想いを蔑(ないがしろ)にしたまま強行採決されるという、異常で暴力的な事態となりました。しかし、これはわたしたちの新たな出発を告げるものであり、この試練を来たるべき未来への希望、恵みのようにあたえられたチャンスなのだと受けとめ、一人ひとりが手をとりあい、これからもそのかけがえのない責任を果たしてゆきたいと想います」なとどするコメントを掲載。今後も、同法に反対する署名活動や表現活動を継続していくとし、同法に賛成した議員の落選運動や、同法をめぐる違憲訴訟での行動も展開していくとしている。
なお、同学院では、「青山学院大学元教員有志の会」も7月16日に同法案に反対する声明を発表していたほか、「平和と自由のための青山学院大学有志の会」も9月11日、同法案が可決される前にそれに反対し、廃案を求める声明を発表していた。
同法案をめぐっては、キリスト教主義大学でも有志の会が相次いで立ち上がり、廃案を求める声明などを発表しており、国際基督教大学(ICU)の教職員有志も8月20日付で同法案の撤回を求める声明を日本語と英語で発表するなどしていた。