人生は、4つの「ション」によって動かされ、豊かになっていきます。「パッション(Passion)」「ビジョン(Vision)」「ミッション(Mission)」「アクション(Action)」の4つです。
「パッション」には、2つの意味があります。1つ目は「情熱」で、2つ目は「(キリストの)受難」です。「情熱」のあるところに、温もりがあり、希望があり、成長が起こります。情熱は人と人生を豊かにする原動力です。しかし、その情熱は、「キリストの受難」である「十字架」から湧き上がります。キリストの十字架が私のためであったと信じ、受け入れる心から無限の情熱の泉が湧き上がります。
「ミッション」は、使命や任務です。情熱には方向性が必要です。情熱を、神から与えられた使命と任務を成し遂げるために使ってください。私たちは、それぞれみんな、神からの任務が与えられています。そのことを通して、自分が重要な存在だと感じられるようになり、生きがいと満足感を得ることができます。あなたは、自分に与えられている使命や任務を知っていますか? 「敬天愛人」の方向性の中に「ミッション」は見つかるはずです。
「ビジョン」は、自分に与えられた使命や任務を知ったら、それを具体的に心に思い描くことです。実際にそうなったと信じて、そのイメージをしっかりと心に焼き付けながら、祈り、信じ、見つめながら毎日を過ごすのです。
「アクション」は行動です。心の中にビジョンを描きながら、最後は、実際に行動することが大切です。どんなに心に大きな情熱があり、使命感を持ち、心にビジョンが描かれていても、行動しなければ何も生まれません。何事も最初の一歩から始まります。「千里の道も一歩から」であり、どんな偉大な成功者も、最初の一歩から始まったのです。一歩踏み出し、行動しましょう。「失敗したらどうしよう?」「人からどう思われるだろう?」などの不安がありますか? 今日、神と一緒にスタートラインに立ち、一歩踏み出し、歩んでいきましょう。
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菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
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