【CJC=東京】フィリピン発祥のキリスト教系新興宗教「イグレシア・ニ・クリスト」(INC=エドゥアルド・マナロ代表)が、代表の親族4人を破門したが、破門された弟のフェリックス・ナタニエル・マナロ氏が24日、マニラ首都圏ケソン市の自宅で記者団に対し、同幹部らが汚職に手を染めていると暴露した。
現地の邦字紙「まにら新聞」によると、同氏は母親らと一緒に動画共有サイトのユーチューブに「殺人予告など脅迫を受けている」という動画を投稿し、信者らに助けを求めた。それを受けて、教団側が秩序を乱したとして代表の親族4人を破門処分にした。