1年前のこの時期は、毎朝、学校の校庭のラジオ体操の会に参加し、前で体操をしました。この習慣が今でも続いています。とても良かったと思います。
ラジオ体操は小学生のころからずっとやってきたので体で覚えていますが、大人になってあらためてよく考えられた体操だなあと感じます。一般的に体操は、運動の前の準備ですから、ラジオ体操だけやっていれば十分な運動量とは思いませんが、やらないよりはるかに健康に良いですし、体操を終えると体が爽快になります。
この期間、みなさんの地域の公園でも、朝6時30分からラジオの生放送を利用して、夏休み中の小中学生や地域の人たちが体操をしているはずです。参加してみられてはいかがですか?
次に、体操は体だけではなく、心の体操も大切です。心の体操は、神の前に静まって神の声を聴き、祈ることです。祈らないと心がなまってしまい、否定的な考え方をし、愚痴や不平不満が口から出るようになります。そうするとすべてが悪循環になり、一生懸命にやっているのに思ったような成果が出なかったりして、悪い方悪い方に進んでしまいます。
心の体操をすると、心がほぐれ、鍛えられ、強くなるので、ちょっとやそっとで愚痴や不平不満を言うことはなくなります。代わりに肯定的になり、感謝をし、前向きに考え、話すようになります。そうするとすべてが好循環になり、願ったり思った以上の成果が出たり、良い方良い方に進んでいくものです。
「まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える」(詩篇1:2、3)
この夏、体も心も鍛えて、強く、しなやかな肉体と心を持って生きていきましょう。
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菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
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