「キリスト者として原発をどう考えるか学習会」の主催による学習会が、7月20日(月祝)午前10時から正午まで、大阪クリスチャンセンター3階(大阪市中央区玉造2−26−47)で開催される。日本フリーメソジスト大阪城東基督教会牧師の篠原利治氏が、「イザヤ書、エレミヤ書、ヨハネの黙示録から見る、公正(公義)と正義について」と題して講演する。
主催する「キリスト者として原発をどう考えるか学習会」は、昨年7月から日本福音ルーテル稔台教会牧師の内藤新吾氏による著書『キリスト者として原発をどう考えるか』を用いて、輪読による学習会を開いてきた。輪読が一巡し、今年5月からは、毎月第3月曜日の定例会に、各教団教派からの講師を招き、原発について聖書的視点から学んでいる。
今月の学習会では、聖書の中でも特に預言者の言葉から原発問題を学び、2度のエルサレム崩壊の意味、バビロン捕囚とペルシャのクロス王による解放、イエス・キリストの受難と救い、前千年王国説による新約聖書の終末理解を学ぶという。
これまでには、5月・弓矢健児氏(日本キリスト改革派教会「宣教と社会問題に関する委員会」委員長、同千里山教会牧師)、6月・岩城聰氏(日本聖公会「原発と放射能に関する特別問題プロジェクト」研究広報チーム、同川口基督教会司祭)を講師に招いてきた。8月は、日本基督教団大阪教区宣教委員会委員長の斎藤成二氏(日本基督教団大阪東十三教会牧師)を講師に開催する予定。
会費500円(テキスト・資料代など)。問い合わせは、電話(090・3974・1166、弓場)まで。