日本キリスト教婦人矯風会(東京都新宿区)は8月7日(金)、同会がある矯風会館の1階ホールで、「クーシューってどーゆーこと?〜東京が燃えた日〜」と題し、1945年3月10日の東京大空襲について、東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)の証言者である二瓶治代(にへい・はるよ)さんの話を聞く集いを開く。
同会は公式サイトで、「1945年3月10日、米軍により入念に計画・実行された焦土作戦により、一晩で10万人もの人々が焼き殺された東京大空襲。江東区亀戸で、当時8歳だった二瓶(にへい)さんは炎の中を逃げまどい、焼死体の下敷きになってかろうじて助かりました。たくさんの『見る』資料とともに、二瓶さんのお話を伺います。終わりに平和を願う音楽もあります」と説明している。
開場は午後1時、開始は同1時半。チケットは前売りが一般900円、同会員800円、高校生以下500円。当日は一般と同会員が1200円で、高校生以下は500円。問い合わせ先など詳しくはこちら。
また同会は、日本聖公会東京教区人権委員会と共に、9月5日(土)に同ホールで、映画『100年の谺(こだま)~大逆事件は生きている』の上映会を行う。
映画の公式サイトによると、「1911年(明治44年) 絞首刑12名、無期懲役12名を出した大逆事件は、その後の研究で、大逆罪に名を借りた社会主義者、無政府主義者への弾圧であり、国家によるフレームアップ事件であることが明らかになっている」とある。また、「この映画では、大逆事件の犠牲者たちが何を考え、何をしようとしたかを明らかにするとともに、事件に対する日本の文学者達の数少ない反響を当時、フランスで起こったドレフュス事件との対比でみていく」などと説明している。
上映時間は、午後1時からと同4時半からの2回。上映会後には、映画を制作した千原卓司氏のトークセッションがある。
入場料は、前売り800円、当日1000円。問い合わせ先など詳しくはこちら。