世界的な祈りの日「グローバル・デー・オブ・プレヤー」(GDOP=Global Day of Prayer)から、世界的な伝道の日「グローバル・アウトリーチ・デー」(G.O.D.=Global Outreach Day)までの1週間にわたって、東京都内および横浜市内で、国際的なチームによる伝道キャンペーン「SHINE JAPAN」が行われている。
SHINE JAPAN の初日となる24日のGDOPは、東京・表参道の東京ユニオンチャーチを会場に約100人が集まり、「Pray Together(一緒に祈ろう)」を合言葉にして、教団・教派を超えて、世界のさまざまな領域のために共に祈る時を持った。GDOPは、ペンテコステ(聖霊降臨祭)に合わせ、毎年世界一斉に祈りの時を持つ運動で、2000年に南アフリカから始まり、現在は世界220カ国に広がっている。
この日は、参加者全体での祈りの他に、各参加者の祈りの課題についてグループに分かれて祈り合い、最後は世界共通の祈りを英語と日本語で祈った。参加者の一人は、「聖霊の臨在が明らかになり、心から癒やされた。日本のリバイバルのために聖霊の働きがあるよう祈った」とコメント。また、さまざまな国の人たちと共に祈り合ったことについて、「人種は違っても同じ神を信じる家族。互いのために心を一つにして祈ることができ、満たされた気持ちだ」と語った。
GDOPが今年16年目を迎える運動であるのに対し、G.O.D.は今年で4年目の比較的新しい運動。ドイツの宣教団体ノー・リミットの代表であるワーナー・ナッチガル牧師を中心にして、2012年に始まった。これまでに2500万人が参加し、世界的に急速な広がりを見せている。日本でG.O.D.の働きを始めたのは、G.O.D.の公式パートナーである7MEDIAのCEOで宣教師であるアンディ・ゲーム氏だ。インドネシアで開催された宣教会議でナッチガル氏と出会ったことがきっかけとなり、日本での働きの火付け役となった。
ゲーム氏は、英国発の伝道プログラム「アルファ・コース」を日本に紹介した宣教師で、2011年8月に、「社会の7つの領域を包含する新しいマルチメディア・ミニストリー」をコンセプトに、7MEDIAを設立した。その活動を通して、若い人たちが一緒に祈り合い、伝道する場をさらに広げていくことに取り組んでいる。
GDOPからスタートした SHINE JAPAN は、昨年の「ONE WEEK TO SHINE」から名称を新たにした。昨年同様、GDOPからG.O.D.までの1週間を伝道期間とし、午前は祈りと集会を持ち、午後は毎日、東京都内や横浜市内に伝道に出掛け、夜は横浜市内の会場でイベントを行う。
最終日でG.O.D.当日となる30日には、7MEDIAの青年伝道の働きである「THE4POINTS」が主催するコンサート「JOY FESTIVAL」が、午後1時から日比谷公園の野外音楽堂で、G.O.D.と SHINE JAPAN の一部として行われる。入場は無料で、横山大輔、ジョン・レビー、ABCバレエ団、ニューホープ・フラダンス、レイ・シドニー、ハレルヤ・ゴスペル・ファミリーら、多数のアーティストが出演する。詳しくは、SHINE JAPAN のウェブサイトまで。