【CJC=東京】ロイター通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)は17日、イラク西部のラマディを完全に制圧したと表明した。ラマディは、イスラム教スンニ派が大半を占めるアンバル州の州都。
ISは声明で、ラマディでイラク軍の戦車を接収し、同軍の兵士「数十人」を殺害したとしている。
米国防総省は、報道官が会見で、ISの発表を確認するか、との質問に「状況について確固とした声明を出すのは尚早」と発言。「ラマディでの激しい戦闘に関する報告や報道をモニターし続けている。状況は流動的で戦闘が続いている」と述べた。