【CJC=東京】イタリア・トリノに保管されている、イエス・キリストの遺体を包んだとされる亜麻布「トリノの聖骸布」が19日、一般公開された。5年ぶりの公開で6月24日まで実施されるが、予約制で、すでに100万人以上が申し込んでいるという。
はりつけにされ死亡した男性の遺体を包んだような痕跡が見られる『聖骸布』だが、これまでの調査で、布は13世紀のものとの結果が出ている。ただ、その作成方法については特定できていない。
カトリック教会からは、この布がキリストの遺体を包んだものであるとか、「奇跡」によって図柄が現れたとの主張について、それを擁護する公式見解は出されていない。