【CJC=東京】米誌『ナショナル・ジオグラフィック』の最新号が、トルコ中部カッパドキアのネブシェヒルで発見された地下都市を紹介している。2013年に宅地開発事業の中で発見された。ビザンチン(東ローマ帝国)時代最初期のものとみられ、正確な面積は450万平方メートル以上と推定される。これまでカッパドキアで存在が確認された250の地下都市の中では最大とされるデリンクユ地下都市を超える可能性がある。デリンクユには2万人が居住していた。
カッパドキアは、洞窟の中に建てられた教会やシェルターで知られているが、新たに発見されたネブシェヒル地下都市では、教会の他にワイナリーまであり、それらのための換気口、水路も設置されていた。