聖書の普及を進める日本聖書協会が、このほど新しい試みとして、聖書のみことばを現代風の映像で表現した「聖書ビデオクリップ」を公開した。活字になじみの薄い人たちにも、聖書の世界が気軽に味わえる新感覚の聖書愛読ツールとして活用が期待される。
映像化されたのは、詩編の1編、13編、51編、139編、146編。オランダ聖書協会が制作した映像に、日本聖書協会が日本語のナレーションと字幕を付けた。昨年、日本語ナレーションのみの映像を一部公開したところ、字幕を望む声があり、5つの全ての映像にナレーションと字幕を付けて、今回まとめて公開した。字幕によりみことばの内容をより深く理解することができる。
映像はユーチューブを利用して配信しているが、日本聖書協会のウェブサイトでは5つの映像全てを1つのページにまとめて表示させ、視聴しやすいよう工夫している。またこのページはスマートフォンにも対応しており、「いつでも・どこでも・何度でも」見ることができる。
同協会では、教会や集会などで聖書ビデオクリップを使用することも呼び掛けており、希望者には、使用目的、連絡先などを明示した上で申し込みをすれば、CD化して送るなど、映像データの提供にも応じている。
問い合わせは、同協会広報部(電話:03・3567・1988、FAX:03・3567・4451、メール:[email protected])まで。