【CJC=東京】ユダヤ教の儀式で行われる沐浴(もくよく)の準備をする女性たちを、隠しカメラでひそかに撮影したとして逮捕された、米ワシントンのラビ(ユダヤ教指導者)バーナード・フローンデル被告(63)が19日、罪を認め、残りの人生を刑務所で過ごす可能性に直面している。AFP=時事通信が報じた。
米司法省によると、フローンデル被告は、複数件の盗撮について罪を認めた。今年5月に言い渡される量刑判決で最高52年の禁錮刑が科される可能性がある。被告は、録画装置を仕込んだ時計付きラジオを、シナゴーグ「ケシェル・イスラエル」に隣接するユダヤ教の沐浴場シャワー室に面した場所に設置した容疑で、昨年10月に逮捕された。