【CJC=東京】パリで8日、ストリートアーティストのコンボ氏が作成した宗教間の共存を訴えるポスターが「アラブ世界研究所」(IMA)の協力で各所に貼られた。AFP通信が報じた。ポスターは、フランス語で共存を意味する言葉「Coexist」の「C」にイスラム教を象徴する三日月、「X」にユダヤ教のダビデの星、「T」にキリスト教の十字架を用いて宗教間の共存を表現している。
AFP通信は、コンボ氏は、1月31日にパリのポルトドレ地区で「共存」ポスターと同じデザインの「Coexist」の文字とモロッコの民族衣装姿の自分が写ったポスターを貼っていたところ、4人の男に襲撃された、とも伝えている。