新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。旧年中も皆様方の温かい御励ましと深いご理解、そして篤いご加祷を頂き心から御礼申し上げます。本年も引き続き力強いご支援をよろしくお願い致します。
さて、多くの方々がご周知の通り、当社は創業以来長い年月の間、ある方面の方々から疑惑視され、多くの中傷非難をもって誹謗され、悲しい仕打ちに遭遇してまいりましたが、真実を知り給う主の大きな御腕の中に一切をお委ねし、ひたすら主よりご委託頂いた聖なるミッションの遂行に勤しんでまいりました。その結果、歳月が経つにつれて多くの賛同者、理解者を増して頂き、遂に昨年は卓越した編集長をはじめとして、多数の優れたコラムニストも備えられ、より一段と格調の高い、豊かな内容と情報を発信する紙面づくりに勤しむことが出来るようになりました。
そこで本年は更に一層の祈りと努力とを怠らず、皆様のご期待とご信頼にお応えして行きたいと願っております。とりわけ創業当初からの「日本宣教と教会形成の促進のために、健全かつ的確な情報を、グローバルな視野と偏らない公平かつ真摯な見識をもって、常に迅速に報道して行くことにより、福音的諸教会に奉仕する」という当社の理念と使命遂行に尽力して行きたいと念願しています。何卒くれぐれもよろしくご指導、ご鞭撻、並びにご加祷をお願いいたします。
主にありて
本紙代表取締役会長 峯野 龍弘
(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師)
二つの聖句をメガネに
昨年の4月からクリスチャントゥデイの編集長としての歩みを許され、特に二つの聖句が心のうちに喜びをもって思い起こされています。
一つは、旧約聖書エステル4章14節、特に「この時のため」です。高校生時代にキリスト信仰に導かれ、70代までキリストのしもべの一人として生かされてきたすべては、クリスチャントゥデイで働く「この時のため」であると受け止めています。
もう一つは、黙示録22章8節と9節、特に「同じしもべ・しもべ仲間」です。昨年4月からの歩みの中で、もっとも大切にしてきたのは、月2回拙宅で開いてきた編集会議です。何よりも、スタッフ一同がキリストご自身のしもべであり、編集委員会がキリストのしもべ仲間である自覚と喜びに満たされて歩む。この一事こそ、毎月求めてきたことであり、年度の前半から後半へ、それなりの深まりをもって受け止められてきた恵みと感謝しています。
この二つの聖句に例証されるように、聖書をメガネに4月以来の歩みを一歩一歩進めてくることができ、クリスチャントゥデイの記事を通し、来年にも向けて、静かに波紋のようになお広がりゆく、読者の兄姉とのキリストにある交わりに生かされてゆくことを期待し、改めて感謝します。
生ける三位一体なるお方の御名をほめたたえます。
本紙編集長 宮村 武夫