【CJC=東京】教皇フランシスコが78歳の誕生日を迎えた17日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場に約2千人の信者らが集まり、タンゴを踊って祝福した。タンゴは、教皇の出身地アルゼンチンが発祥。
共同通信によると、教皇がオープンカーに乗って手を振りながら広場を回ると、信者たちがスペイン語やイタリア語などで口々に「おめでとう」と声を掛けた。ケーキも用意され、教皇はにっこりと笑顔を浮かべ、ろうそくの火を吹き消した。
バチカン報道事務所によると、タンゴ好きで知られる教皇は「祖国にいるような雰囲気だ」と喜んでいたという。