普段はハリウッドの大通りで見かけ、芸能ニュースサイトTMZが取り上げることでよく知られている“ハリウッドのイエス”が、太平洋を飛び越え、ロンドンに登場した。
この“ハリウッドのイエス”は、元はハリウッドの大通りにいたホームレスで、白いローブを着て、長髪、ひげという、映画や絵画などで一般的に描かれるイエス・キリストのいでたちでいることから有名になった。米ロックバンド「エアロスミス」のスティーブ・タイラーは、この“ハリウッドのイエス”からインスピレーションを得て、「ストリート・ジーザス」という歌も書いている。
しかし12月中旬、ハリウッドではなく、ロンドン各地で“ハリウッドのイエス”の目撃情報が飛び交った。ツイッターへの投稿などによると、“ハリウッドのイエス”は、ピカデリーサーカスやセント・ジェームズ・パーク、地下鉄にも姿を現した。
広告会社「マザー・ロンドン」は、この“ハリウッドのイエス”の写真を撮り、「#IfoundJesusinLondon(ロンドンでイエスを見つけた)」というハッシュタグを付け、ソーシャルメディアに投稿するよう勧め、早速、さまざまな投稿が集まっている。