埼玉県加須市で6日午後、遊んでいた2歳の男児が農業用水路に転落し、死亡した。共同通信などが伝えた。
共同通信によると、同日午後6時前、「子どもが溺れている」と警察に通報があった。約20分後に、消防隊員が約800メートル下流で男児を発見したが、病院で死亡が確認された。加須署によると、男児は用水路の近くの公園で、4〜10歳の子ども3人と遊んでいたが、大人はそばにいなかったという。
用水路の幅は1メートルあり、今の時期は水量が多く、深さは70センチ余り。用水路の両側には高さ1メートルの柵が設置されていたが、下には約20センチの隙間があったという。警察は当時の詳しい状況を調査している。