米最大のメガチャーチとして知られるレイクウッド教会(テキサス州ヒューストン、ジョエル・オスティーン牧師)から、献金60万ドル(約6150万円)が盗まれたことが明らかになった。
レイクウッド教会は10日、同教会のウェブサイトで、先週末の8日(土)と9日(日)に行われた礼拝で献金された現金、小切手、クレジットカードの情報が書かれた封筒などが盗まれたことを明らかにした。米クリスチャンポスト紙などの報道によると、盗まれた現金の総額は20万ドル(約2050万円)に上る。
レイクウッド教会はこの2日間に献金した信徒らに対して、自身の口座に注意し、不審な取引などがあった場合はすぐに金融機関やクレジット会社へ連絡するよう呼び掛けている。盗まれた献金は、8日と9日の礼拝で直接献金されたものに限られ、オンライン決済などの電子取引での献金については影響がないという。
レイクウッド教会は現在、警察と協力して徹底した捜査を行っている。一方、献金には保険がかけられており、今回盗まれた献金へ対する補償の手続きを進めているという。
ジョエル・オースティーン牧師が1959年に創立したレイクウッド教会は、毎週末の礼拝参加者が4万人を越える全米最大の教会としてしられている。礼拝の模様はテレビ配信されており、世界100カ国以上で配信されている。