原発・エネルギー・環境問題とキリスト教の役割を考えるシンポジウムが3月1日、関東学院大学・金沢八景キャンパス(横浜市)で開催される。同大学のキリスト教と文化研究所が主催し、3人の専門家が講演する。
同研究所は2011年、2012年も同様のテーマでシンポジウムを開催しており、今回は「原発・エネルギー・環境問題とキリスト教の役割ー『環境神学』の構築と課題(3)」として行われ、山脇直司・星槎大学共生科学部教授(東京大学名誉教授・哲学博士)、劉庭秀・東北大学大学院国際文化研究科准教授(日本マクロエンジニアリング学会理事・学術博士)、安田八十五・関東学院大学経済学部教授(キリスト教と文化研究所研究員・工学博士)の3人が講演する。
山脇氏は「原発・エネルギー問題から見た環境神学の課題―原子力時代の驕りの意味―」と題して、劉氏は「東日本大震災の経緯と東北地方の今後の課題―被災地から見た震災廃棄物の適正処理と復興政策―」と題して、安田氏は「環境神学から見た原発・エネルギー問題の政策システム分析」と題してそれぞれ講演する。
同研究所は「3名の専門家の講演を通して原発・エネルギー・環境問題から見たキリスト教の役割を考えていきます。キリスト教に関心のある方、環境問題に関心のある方など、どなたでも参加可能です」と参加を呼び掛けている。
参加は無料だが、申し込みが必要。申し込みは、氏名(ふりがな)、所属、連絡先(電話番号、メールアドレスなど)を記入し、同研究所(メール:[email protected]、FAX:045・786・7806)まで。締め切りは2月25日(火)。