フィリピンの台風30号の被災者支援のためにレイテ島タクロバン市に滞在中の日本国際飢餓対策機構の日本人ボランティアチームは、現地の支援団体の炊き出しを手伝いながら、被災者と直接ふれあう取り組みを続けている。
20日午前には地域の小学校を訪問し、校長先生と交渉した結果、今週の水曜日と木曜日の午後、2時間の授業に参加することになった。授業では、人形劇や紙芝居、ゲームなどのミニプログラムを行う予定だ。
午後には炊き出しに参加。いつもの炊き出しメニューに日本から持参した固形のカレー粉を入れたところ、住民に好評だったという。炊き出し後は地域の子どもたちと遊んだり、家を訪問して被災者の話を聞くなどした。
ボランティアチームは24日まで現地に滞在する。日本国際飢餓対策機構は、31日から2月8日にかけても現地にボランティアチームを派遣する予定だ。