イスラエル聖書大学が発行する季刊誌『Vehaskel【ヴェハスケル】』の日本語版がこのほど創刊された。イスラエル国内のアラブ人信者やメシアニック・ジュー(イエスをメシア(救い主)として信じるユダヤ人)の声を発信する雑誌で、日本語版はハーベスト・タイム・ミニストリーズのウェブサイト上で無料配布されている。
同誌のオリジナル版はヘブル語で発行されているが、英語をはじめ、中国語やアラビア語、ポルトガル語など様々な言語で翻訳されている。日本語版は、ハーベスト・タイム・ミニストリーズが手掛けることで、今回の創刊に至った。同誌では、メシアニック・ジューの視点で書かれた聖書的、神学的テーマはもちろん、イスラエル国内の信者の生活に密着した実践的なテーマなども取り上げられている。
日本語版を発行するハーベスト・タイム・ミニストリーズは、「イスラエルは、日本と同じくイエスを信じる信者の数は少ないのですが、そこで活発に行われている神学的議論や社会活動の一端を本誌を通して垣間見ることができます。日本人読者にも刺激となる有益な情報が詰まっています」と同誌を紹介している。
日本語版の創刊号は2013年冬号で、表紙のタイトルは「ユダヤ人の研究におけるイエスの復活」。A4・16ページ立てで、「聖書の民イスラエル」「仮面をかぶったキリスト教」「ユダヤ人の研究におけるイエスの復活」「終焉を見据えて」「本人の選びかそれとも被害者か?」「イスラエルにおける売春禁止法」「インターネット vs リアル」などを取り扱っている。
ダウンロード(無料)は、ハーベスト・タイム・ミニストリーズのウェブサイト上の以下のリンクより。