恵那レーマミニストリー代表の徐起源(ソウ・キウォン)牧師は12月29日、愛知県岡崎市で行われた恵那クリスチャンセンターの礼拝で、2013年を振り返ったメッセージを伝えた。
エレミヤ書29章11節と民数記11章を引用し、クリスチャンには祝福があり、この世の必要が満たされることを当時のカナンの地を目指すイスラエルの民の信仰の状況と対比しながら説明し、「私たちのゴールはカナンの地、天国です。そこを目指していく中でいろいろなサタンによって生じる問題をクリアしていかなければなりません」と説いた。
2013年の同ミニストリーの働きを振り返り、徐氏は「2012年は祝福されていることを意識した年、(ガラテヤ3:13、14)、2013年は愛されたことを自覚した年ではなかっただろうか。(ヨハネ17:23)私たちはどこにいて、何を注意して、どこに向かっていくのか。もう世の終わりが近づいている。(イスラエルの民が)カナンの地を目指すように、私たちは神の御国を求めている」と伝え、「神の国と義をまず求めること。そうすれば必要はすべて満たされていくことを信じきること」の大切さを強調した。
さらに徐氏は「私たちは肉を食べるため(民数記11章)に(この世の必要が満たされるように)生きているのではなく、天国に行くために生きている。神に信頼すれば、その度ごとに与えられるということが(信仰の)旅路の中で訓練されていく。来年になるとさらに神の国に近づく。私たちは勝利する人間にならなければならない。この世の必要は神が満たしてくれるという信頼をもたなければならない」と説いた。
また今の時について「今は恵みの時が閉じられる、終わりの時に来ている」と伝え、終わりの時の伝道のあり方について、ヨハネ福音書17章23節にあるように「父なる神がイエス様を愛されたように、私たちクリスチャンもイエス様と同じように愛されたことを自覚する以上に、世の人が、私たちを見て神に愛されている人と知る」ものとなっていくと語った。