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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(2月9日):リトアニア ニューエイジからの解放―鎖を断ち切る十字架の勝利

2026年2月9日09時36分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:リトアニア
ワールドミッションレポート(2月9日):リトアニア ニューエイジからの解放―鎖を断ち切る十字架の勝利+
リトアニアの首都ビリニュスの旧市街(写真:BigHead / CC BY-SA 4.0)

バルト三国の一つ、リトアニア。古都ビリニュスの美しい街並みとは裏腹に、この国は高い自殺率やアルコール依存、そして近年急増している「ニューエイジ」や「オカルト」による霊的な混乱という深い闇を抱えている。カトリックの伝統が根強い一方で、真理を知らない多くの人々が、安易なスピリチュアル系のオカルトに救いを求め、かえって霊的な束縛に落ち込むのが現実だ。

2025年の春、リトアニアのある村でミニストリーを率いるリティス牧師のもとに、一本の電話が入った。「助けてほしい女性がいる」というのだ。その女性の名前はルクネ。

彼女は長年カリブ海や地中海のクルーズ客船で働きながら、人生の成功や健康、心の平安を求めて、さまざまなスピリチュアルなオカルトに手を出していた。彼女はそれらが神から来ていると信じ込んでいたが、実際には「自分を信じろ」と説く甘い言葉で誘う悪魔的な力が彼女の心をむしばんでいたのだ。

混乱、恐怖、パニック発作。さらにはクルーズ船の雇い主の破産による失業、そして投資での巨額損失が重なり、彼女は借金を抱えてリトアニアに戻ることになった。不眠と悪魔的な攻撃にさいなまれる彼女は、もはや八方塞がりだった。

リティス牧師が彼女を訪ねた日、ルクネはついに自分の罪を認め、心からの悔い改めの祈りをささげた。「その瞬間、考えられない解放が訪れました」と彼女は証言する。

その後、彼女は信徒たちの祈りの交わりに加わった。論理的な思考を持つ彼女にとって霊的な真理を受け入れるのは容易ではなかったが、兄弟姉妹が彼女のために祈ると、悪魔の影響力が物理的に取り除かれていくのを感じたという。

2025年9月、ルクネは洗礼を受け、信仰を公に告白した。現在、彼女は仕事のためにイタリアへ移っているが、その信仰は揺るがない。さらに感謝すべきことに、彼女の母親が娘の変化を通して聖書の神が本物だと確信し、今では信徒のグループに加わり、聖書を学び始めているというのだ。

現場で戦うリティスは語る。「時として、敵(サタン)が深く人々を欺く現実は、信じがたいほどです。ある意味、霊的な暗闇は物理的な世界よりもリアルに感じられます。しかし、十字架の勝利と主イエスの犠牲こそが、彼らを真に自由にします。本当に感謝なことです」

リトアニアのために祈ろう。ニューエイジやオカルトの欺瞞に捕らわれている人々が、真理の光によって解放されるように。ルクネとその家族の信仰が守られ、イタリアの地でも証し人として歩めるように。そして、リティスのような働き人たちが、霊的な戦いの中で守られ、多くの魂をキリストの福音によって勝ち取ることができるように祈っていただきたい。

■リトアニアの宗教人口
カトリック 68・1%
プロテスタント 3・1%
無神論者 23・6%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:リトアニア
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