サタンのことについてお話したいと思います。人生にはいろいろな問題が生じます。なぜならサタンがこの世の支配者だからです。では、サタンとはどのような存在でしょうか。一言で言えば、サタンは「弱い」です。
日本でリバイバルが生じて、皆さんが健康になり、事業が祝福され成功していくことを妨げているのはサタンです。サタンが働いているので、問題が起きています。そのサタンの働きを止めて、サタンを天からひきずり下ろす祈りを身につけて、日本のリバイバルを導いて欲しいと思います。
「さて、七十人が喜んで帰って来て、こう言った。『主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。』イエスは言われた。『わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません』」(ルカ10:17~19)
私たちに定まっていることがあります。御言葉を「聞いた」だけではなく、「信じている」というところまでいかなければなりません。信仰は聞き続けることによって起こります。何度も聞くことで、信仰が増し、御言葉が実現します。
19節では「敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです」とあります。あなたに害を加えるものは何一つありません。いろいろな問題が起きた時に、「害になりそう」と思ってはいけません。それは悪魔の思いです。いろいろな問題が起きた時に、神様があなたに言われていないことについては、放っておけばよいのです。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです」(マタイ11:28~30)
重荷を負っている人は、イエス様が休ませてくださるからです。神様に働いていただくためには、神様に言われた通りに行動をしなければなりません。
ルカ10章では、イエス様が選ばれた12使徒ではなく、一般の70人がイエスの名で悪霊を追い出したことが書かれています。特別な人ではなくても悪霊が服従したことが書かれています。
「信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます」(マルコ16:17~18)
70人が悪霊を追い出したときに、「サタンがいなずまのように天から落ちた」(ルカ10:18)と書かれています。私たちが祈ることで、サタンは害を加えることもできなくなり、追い出され、天から落ちるようになるのです。イエスの名によって、サタンを引きずり下ろしてください。「イエスの名でお前を縛る!」と命じることで、サタンは天から落ちなければならなくなります。
「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」(ヤコブ4:7)
サタンは目に見えませんので、攻撃を一方的に受けているように感じられるかもしれませんが、実はサタンはあなたを恐れています。間違ってはいけないことは、「神様、助けてください」と祈る人がいます。しかし悪魔に立ち向かうのは、神様ではなく「あなた」であるということです。サタンから来る攻撃の防御ばかりして攻撃しないようではいけません。サタンを攻撃する祈りをしてください。
◇
徐起源(そう・きうぉん)
ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。
■外部リンク:
【Ustream】毎週日曜日10:30からメッセージ配信中!
【ERM教材・書籍案内】「信仰の使い方をご存知ですか?(上)(下)」「あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?」