【CJC=東京】フィリピンの邦字紙「マニラ新聞」によると、同国カトリック司教協議会(CBCP)のルイス・アントニオ・タグレ枢機卿(マニラ大司教)は22日、クリスマスに向けたメッセージを発表した。台風「ヨランダ」(国際名は「ハイヤン」)の被災地復興に向け「今年のクリスマスは一致団結をしなければならない」と呼びかけている。
枢機卿は、がれきの山と化した被災地の状況に触れ「今年はクリスマスの真の意味を理解する初めての機会になるだろう。一致団結という行為は、価値観の見直しや自己を反省する時に必要になる」と強調した。