非営利団体(NPO)サマリタンズ・パースの代表者フランクリン・グラハム牧師が、フィリピンを直撃した台風30号「ハイヤン」の被害にあった児童6万人にプレゼントを送った。12日、米クリスチャンポスト紙が報じた。
このプレゼントはサマリタンズ・パースが行っている活動「オペレーション・クリスマス・チャイルド」によるもので、米ニューヨーク市のジョン・F・ケネディ空港ではプレゼントを送付する式典が開催され、300人が集まった。
同式典でグラハム氏は「このプレゼントは児童たちにとってどんな意味があるのでしょうか?誰かが自分を愛している、自分は忘れられた存在ではないんだ、ということを意味します。これは世界の全てを意味します。小さなこどもたちにとっての希望になるでしょう」と語った。クリスチャンポスト紙のインタビューに、グラハム氏は「これは、世界の子どもたちに神様が自分を愛しており、自分を忘れてはいないことを知らせるためのものです」と答えた。
一方、同氏が代表を務めるサマリタンズ・パースでは、これまでも台風による被害が発生後、緊急支援物資を送ってきた。