日本バプテスト連盟(埼玉県さいたま市)の宣教部国外伝道室は、来年9月に10日間にわたるルワンダ・ミッション・スタディ・ツアーを開催する。10人をルワンダに派遣し、来年で20年となるルワンダ大虐殺の記念施設や、現地NGOやプロテスタント連合大学(PIASS)などを訪問する。
同連盟では、国際ミッション・ボランティアとして、8年前から佐々木和之さん(洋光台教会員)をルワンダに派遣している。佐々木さんは、現地でルワンダの和解と癒しに仕えるNGO「REACH」のメンバーとして、被害者と加害者の和解に関わり、また平和をつくる人を育成するため、プロテスタント連合大学(PIASS)の教員として平和学を教えている。
この佐々木さんが取り組むルワンダでの和解と癒しの働きの現場を学び、また現地の人々と交流することを目的に、今回のツアー開催が決まった。
ツアーでは、虐殺記念施設、REACHの活動地、PIASS、国立自然公園などの訪問や、REACHの活動参加者との交流などが予定されている。
日程は来年9月16日(火)から同25日(木)までの10日間で、募集人数は10人。対象者は、18歳以上の日本バプテスト連盟加盟教会の教会員。費用は個人負担額が約25万円(12月現在の見込み額)で、他は世界祈祷週間の献金から補助される。参加者は参加決定後、約3カ月間の予防接種が必要となる。申し込みは来年3月から受付開始予定で、締め切りは5月末を予定してる。