【CJC=東京】国連の「世界の先住民の国際デー」に当たる8月9日、世界キリスト教コミュニケーション協会(WACC、本部=カナダ・トロント)は、各国政府や団体に、先住民の民主的な参画と行動的な市民となるための手段としてコミュニティ・ラジオの普及を呼び掛けた。
国連の2012年のテーマは「先住民のメディア、先住民の声に力を」。
WACCは声明で、コミュニティ・メディアは参画を実現するための重要な手段であり、特にコミュニティ・ラジオは設置が容易で、社会変革の強力な機関となり得る、と述べている。
さらに、コミュニティ・ラジオに参画する人の多くばボランテアで、所有や運営が、コミュニティを代表する人によって行われ、多様な地域のニーズが重んじられる、と言う。