ホリー・スピアーズは4月3日、待望のフルレングス・アルバム「Heartache to Hope」を自身が代表を務めるガール・オン・ミッション・ミュージック社からリリースする。米国テネシー州ナッシュビルにあるスプートニク・サウンド・レコーディング・スタジオでジャーズ・オブ・クレイにボーカルとベース、キーボードのサポートを受けながら、ミッチ・デーン(ジャーズ・オブ・クレイ、ベボ・ノーマン、カドモンズ・コールらをプロデュース)によって収録された。スピアーズはデビューシングル「Learning to Love」と「Watch Over Me」を収録したコンパニオンミュージックビデオを制作したばかり。
スピアーズはウェストバージニア州ワナにある小さな町の出身で、幼少時代、毎週日曜日には父親とともに教会の聖歌隊に参加し素晴らしい歌声を確立した。母親は早くから彼女にピアノを習わせていたが、スピアーズは初めてメリッサ・エスリッジのギター演奏をテレビで見た際、両親の計略にはめられていると感じたという。
「私は本当にギターを買ってくれるよう母に懇願したのよ。母はガレッジセールで25ドルの役に立ちそうもないギターを買ってくれたけど、それが私の新しい人生を作るものになるとは予測できなかったみたい」とスピアーズは回想する。
彼女はは高校や大学では作曲を手掛けて世界の音楽について学ぶことに時間を費やした。また、多くのバンドで演奏し、地方のラジオ局でインターンとして働いた。そこでフロントマンのエリオット・スローンからプラチナヒットを飛ばすポップロックバンド、ブレッシド・ユニオン・オブ・ソウルズを紹介され、スピアーズはすぐにスローンとスタジオ入りを決めた。
「私は平日授業に出席して週末にはシンシナティへ旅行に行って、学校の休み時間には曲作りをしたわ。当時は私がすべきことを計画して、それを真っ直ぐに実行していたのよ」と彼女は語った。
スピアーズは2009年、レーベルなしの小さなプロモーションから初のアルバム「Redemption Road」をリリース。彼女の音楽はMTVとVH1のネットワーク番組で使用され、全米ネットのラジオ放送にも突如として出現した。やがて彼女はブレッシド・ユニオン・オブ・ソウルズ、スピン・ドクターズ、ジン・ブロッサムズ、ザ・バーズのロジャー・マッギンら有名アーティストとステージをともにすることになった。
4月に発売となるスピアーズのアルバム「Heartache to Hope」は、彼女にとって初の全米リリースアルバムとなる。このCDは、大都市に対して興味と夢をもち、希望に胸をときめかせる小さな町に住む少女の物語だ。
「このアルバムに託した私の夢は、心に深手を負った全ての人に歌を通じてメッセージを届けることなの」と彼女は語り、「私が経験した痛みが、人と人との繋がりや、その向こう側にある希望を見つけるための手助けになることを願っているわ。私は人生の中で多くの痛みと希望を経験したわ。世界中の皆と同じようにね。私の目的は、たとえ彼らがどんな人生を歩み、どんな状況にあったとしても、彼らが真実を見つけるのを助けることよ。そこには常に希望があって、彼らは決して一人じゃないの」と説明した。
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