南アフリカで01年に始まり、世界的な祈りの運動に発展した「グローバル・デー・オブ・プレイヤー」のロンドン大会が27日、ロンドン市内のサッカースタジアム「アップトン・パーク」を会場に行われ、1万5千人が参加した。
ロンドンでのイベント実行委員を務めるジョナサン・オロイド師は、「ロンドンの教会に新しい基礎が据えられ、まさに一致と協力への新しい道のりが始まり、神の国が教会の中で実際に現れ始めているのだと感じた」と語った。
世界のために祈る時間では、様々な言語で同時に祈りがささげられ、世界キリスト教連帯のエリザベス・バーサ氏が、信仰のために迫害されている世界中の人々、特に中国、ビルマ、北朝鮮の人々のために祈るよう参加者に呼びかけた。
また、ピース・アライアンスのニムズ・オブンジ師は、教会同士の一致と協力のためにこころからの祈りをささげ、「一致があるときに、どんな挑戦も、どんな反対も、全てが解決できる」と述べ、「銃であろうと、ナイフであろうと、家庭崩壊であろうと、解決は神にあり、一つになってそれらの問題に取り組もうとする教会にある。一致があるところに、変化の力があるのだ」と力強く語った。
グローバル・デー・オブ・プレイヤーは、南アフリカのビジネスマンであったグラハム・パワー氏が第二歴代誌7章14節の御言葉を受けて01年、南アフリカの諸教会に共に祈るよう呼びかけたことから始まった。昨年は199ヶ国、約2億5千万人が参加。毎年ペンテコステに行われ、来年は5月11日がその日にあたる。ロンドンでは来年、市内のウェンブリー・スタジアムを会場に、参加者9万人を目標にしたイベントを計画している。