ジム・ボブとミシェル・ダガー夫妻の家庭には、神への結婚の誓いが大きな影響を及ぼした。ダガ―夫妻は祈りの応えとして19人の子宝に恵まれ、間もなく20人目が生まれようとしている。
ダガー夫妻の家庭の様子は、米国の人気番組TLCシリーズ「17チルドレン」(前タイトル「17キッズ・アンド・カウンティング」)で放送された。彼らは20人目が生まれるのを非常に楽しみにしており、興奮して「待つことができない」状態だ。
46歳のジム・ボブさんと45歳のミシェルさんは、番組「19キッズ・アンド・カウンティング」の撮影の多忙なスケジュールの中、16カ月から18カ月の妊娠サイクルが崩れて、また一人子どもを授かったことに気が付いた。ジョシー・ブルックリンちゃんが最後の子だと思っていたが、彼らは嬉しいサプライズをもたらしてくれたのだ。
多くの人は、なぜ彼らはそんなにたくさんの子どもたちを生んだのかと驚くが、実際それは子どもを失う痛みと隣り合わせなのだという。
1984年に結婚した彼らは、経口避妊薬を使うことで妊娠と出産をコントロールしようとした。避妊薬の使用をやめた後、彼らは結婚3年目で最初の息子ジョシュアちゃんを授かった。
ジョシュアちゃんが産まれた後、彼らはまた避妊薬を使用することを決めたが、その計画にもかかわらずミッシェルさんは再び妊娠した。その時は結局、流産で子どもを失い、彼らはこれを避妊経口薬のせいだったと考えた。
「その出来事について私たちはとても深い悲しみに陥ったの」とミシェルさんは、メディアに大きく取り上げられる前に『TODAY Moms』のインタビューを受けて当時のことを振り返った。
短期間に最初の子を授かった喜びと、2人目の子を流産で失くした悲しみを経験した彼らは、その悲しみから抜け出す術を模索し始めた。
「私たちはちょうど『子どもたちは天からの恵みで、授かりものである』という神の御言葉をいただいて、その時、『主は私たちをお赦しになり、子どもたちを愛するように主も私たちに愛をお与えになった。主がお与えになるものは全て受け取りたい』と誓ったんだ」
ミシェルさんの直近の出産は、彼女が妊娠高血圧腎症だったため普通より3カ月早く産まなければならず、困難を極めた。その結果、ジョシー・ブルックリンちゃんは約624グラムで生まれてきた。現在、彼女は健康な2歳児に成長し、医師によると、ミッシェルも素晴らしい回復ぶりを示しているという。彼らは今後もより良い妊娠を期待している。