ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー」などで著名な佐々木満男弁護士が25日、東大YMCA(文京区向ヶ丘)で行われたVIP東京大学の5月例会で講演を行った。講演前には、友愛グループ・新宿福興教会の菅野直基牧師が自らの証と賛美で会場を和ませ、佐々木弁護士は「Don't Worry」と書かれた帽子をかぶり、「どんな問題もプラスになる」と書かれたたすきをかけながら、メッセージが書かれたボードを用いて講演。パウロ・アカギ・カズヒコさんを「神様の恵みの証人」として招いての模擬裁判を行うなど、ユーモアあふれる講演となった。
初めに、佐々木弁護士は「ATT運動を知っていますか」と話し、神を信じたならば「明るく(A)、楽しく(T)、ためになる(T)」のだとクリスチャンの生き方を説明。「KKT(堅い、暗い、つまらない)になってはいけない」と伝えた。また、「どんなことにもくよくよするな」(ピリピ4:6)、「どんな問題もプラスになる」(ローマ8:28)、「恵みが追いかけてくる」(詩23:6)など、聖書の言葉をわかりやすい自身の言葉で表現。紙芝居形式でボードを用いながら、弁護士としての様々な話しも交え、「Mr.ドント・ウォリー」として明るく励ましとなるメッセージを伝えた。
さらに講演では、パウロ・アカギ・カズヒコさんが、罪人にも注がれる神の恵みの証人として演出。佐々木弁護士がアカギさんの過去について一つ一つ尋ね、アカギさんが答える「模擬裁判」形式で、アカギさんは過去に犯した過ち、それにも関わらず与えてくださった神の恵みを自分の実際の経験を通して証した。
VIP東京大学は今年で活動5年目。ビジネスマンを中心としたクリスチャンの交流の場として始まったインターナショナルVIPクラブであるが、大学生にもその輪を広げようという活動の一貫として始まった。今年から会場を東大YMCAに移しての新しい出発であると、VIP東京大学の藤田かおり副会長が説明。この日は、インターナショナルVIPクラブの創設者である市村和夫代表も来ており、初めての参加者にもわかりやすく同クラブの働きを説明した。