「The Dayton」や「OH-based」といった曲をリリースした彼女は、80年代のR&Bのヒット曲「As We Lay」や「Go On Without You」、「Husband」、「In Your Eyes」がトップ10にランクインされたことでよく知られている。しかし最近では、2007年にリリースした「I Love Me Better Than That」のようなゴスペルや、感動的な曲のシンガーとして知られるようになった。
マードックは、R&Bのスターからゴスペルのスターへと転身したことについてスマイリー氏に語った。また、初のライブCD「Live: The Journey」やコンパニオンミュージックDVDという新たな挑戦についても語った。インタビューは11月4日まで、放送されており、インターネット(www.tavissmileyradio.com/where.html)でも視聴が可能。
12曲・17トラックを収録したCDは、グラミー賞を受賞したセドリック・トンプソン(ヨランダ・アダムスやマーヴィン・サップの生みの親)によって作り出されており、ノースカロライナ州のシャーロットで行われた「ザ・ブロードキャスト・グループ・コンプレックス」におけるライブも収録されている。R&Bの歌姫ケリー・プライスやバラードシンガーのレジーナ・ベル、ゴスペルベルターのビバリー・クロフォードがそれぞれマードックとともに曲を披露している。
「Live: The Journey」(タイスコットレコード社)は、ビルボードのゴスペルアルバムチャートで初登場24位を記録。同時に同曲のミュージックDVDは、ビルボードミュージックビデオチャートで初登場40位にランクインした。これはテイラー・スウィフトの「Journey To Fearless」やジャーニーの「Live in Manila」と並んで堂々のランクインだ。AP通信のカレン・ホーキンス氏は、「彼女(シャーリー)は力強くて感情のこもった声をもっているわ。CDでは十分に彼女の良さが伝わらないかも」とCDの批評欄に書き記している。
一方、最近リリースされたマードックの感動的なゴスペルシングル「Dream」は、全米でゴスペルのラジオプレイリストに載り続けている。シリウスXM衛星放送のプライスチャンネル64で何度も繰り返し放送されており、マードック自身も最近、シリウスXMハート&ソウルチャンネル48でDJカイマン・ケリーとともにVIPラウンジでゲスト出演を果たした。また、彼女はザ・ナショナル・モールで開催されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の記念式典において数千人もの前で歌を披露した。
「その曲の中の多くの言葉には聖霊の油が注がれている」と語るマードックは、「Dream」を希望と忍耐についての感動的なバラードだと解説している。「この曲は心に直接訴え掛ける神の御言葉を思い起こさせるの。神は目には見えないけど、彼が話すとしたら直接心に語り掛けるのではないかしら。この曲は言葉を合わせて別の言葉に置き換えているの。心の中で感じたり、夢を思い出したりすることは人生を活き活きさせると思うわ」
シャーリー・マードックについての情報はwww.tyscot.com、もしくはhttp://twitter.com/#!/ShirleyMurdockへ。