ビリー・グラハム伝道協会の会長兼CEOをつとめる伝道師フランクリン・グラハム師の伝道大会「フランクリン・グラハム・フェスティバル」今年第2回目となる「グレイター・ハンプトン・ローズ・フェスティバル」が18日から20日まで、米バージニア州のノーフォークで開催された。3日間で3万3千人が参加し、決心者は970人に上った。
今年は世界各地で8回の同フェスティバル開催が予定されている。2月には今年第1回目の「フェスティバル・オブ・ホープ・パナマ」がパナマ共和国で行われ、6万5千人が参加した。
グラハム師はノーフォークの会場で、「今夜、もしあなたがキリストを招くならば、キリストはあなたの心に来られ、あなたの人生に来られる」と、心を開いてキリストを迎えるのであれば、差別なく誰にでもキリストが来られることを伝えた。
また、グラハム師はメッセージで、先月16日にバージニア州工科大学で起こった米国史上最悪の銃乱射事件に触れて参加者全員に人生のはかなさを伝え、永遠の命について考える必要性を訴えた。グラハム師は現在もビリー・グラハム伝道協会緊急対応チームとの協力で、同大のキャンパス内で犠牲者の遺族や被害者のための祈祷、カウンセリングなどのケアを行っている。
この大会の後、グラハム師は今月31日にノースカロライナ州シャーロットで行われるビリー・グラハム図書館の竣工式の用意に向かい、来月8日から9日にはニューヨーク州ビンガムトンで今年3回目のフランクリン・グラハム・フェスティバルを行う。
グラハム師は1989年以降、世界中で大規模な伝道大会を毎年行っており、これまでに同師のメッセージを聞いた人数は300万人以上に上る。昨年11月には日本でも沖縄フランクリングラハム国際大会が行われ、3万人以上が参加。決心者も2千人以上に上った。
フランクリン・グラハム・フェスティバルは今年アジアでも開催され、10月18〜21日には韓国・釜山で、11月29〜30日、12月1〜2日には中国・香港で行われる。