家庭における「父」の存在を聖書から問い直し、美しい家庭への回復を求める「父の学校」――その東京第3期が、15日から18日まで東京オンヌリビジョン教会で開催された。
講師は、父の学校国際運動本部長のキム・ソンムク長老と東京オンヌリビジョン教会のジャン・ゼユン主任牧師。日本人と韓国人の「お父さん」あわせて27人が参加し、うち24人が無事に今課程を修了した。また今回は、前回の東京第2期を修了した「お父さん」たちが新たに奉仕者に加わり、プログラムの進行を助けた。
「父の学校」は95年に韓国で始まった。様々な社会問題の根本にあるといわれる家庭崩壊を、家庭における「父」の存在を聖書から問い直すことで解決していこうとするこの運動は、各国で高い評価を受け、今では世界27カ国、61箇所にまで広がっている。日本でも東京と大阪を中心に活動を開始。次第に日本人の奉仕者も集まってきており、国内で定着しつつある運動の一つとなっている。