世界の宗教者が平和について討議する、世界宗教者平和会議(WCRP)の世界大会が、26日から29日まで京都市で開催を予定しているが全ての宗教者の参加に関しては困難を孕んでいる。
すべての宗教、宗派からの参加が期待されるが困難を極めている。キリスト教福音派や聖霊派は教団単位で参加には消極的。社会派が積極的に共同参加を呼びかける動きも見られず、会議の存在を知らない教会も多い。
北朝鮮の宗教者代表団は日本政府により入国ビザの発給を拒否されており、韓国宗教者平和会議は世界平和のために努力してきた全世界の宗教者の国際平和運動をを妨害することとして24日、日本政府に抗議声明を発表した。
朝日新聞はイスラム教指導者はキリスト者との同席が発覚しただけでも裏切りとして過激派に殺害される危険があると報じており、9.11後敏感になったイスラム教世界に対話への懸念が見られる。
キリスト教界内での相互無関心・非協力を放置し、キリストの愛が交わされていない状態で教界の外に平和を訴えようとする姿勢に悔い改めが迫る。
国を超えて全ての人を愛される神の愛を示したキリストに一致して従うキリスト教界に世界平和への責任が試される。