キリスト教主義NPO団体ワールドビジョンジャパン(理事長、峯野龍弘牧師)で海外と日本をつなぐために、現地駐在員が現地での活動を部ログで報告している。アフリカ、アジア、中東など世界各国から新鮮な現地の声を知ることができる。
アジア地区のケララ州のチームは、約4800名の津波被害にあった子どもたちを対象にサマーキャンプを開催した。子どもたちがスタッフと一つとなって歌や踊り、料理学校など様々なプログラムを行った。また、子どもたちは互いに津波に被災した経験などを話し合った。現地駐在員は同キャンプが子どもたちの津波への恐怖を乗り越えるサポートとなったのではという。
同キャンプ参加者の一人であるサリタさん(10歳)は生まれた時から体に皮膚病を患っており、自分は誰からも愛されておらず、誰からも受け入れられないと思っていたという。しかし、同キャンプ中のワールド・ビジョンスタッフの言動を通してサリタさんの心に今までとは違う感情が芽生えた。「スタッフは私を他の子どもと同じように平等に接してくれました。皆に受け入れられ、自分が大切にされていることを感じました。とても幸せでした」
世界で蒔かれるキリストの心を迅速に知ることができるブログでの駐在員の声に注目が集まる。