フランスでは五旬節(聖霊降臨祭)後の月曜日は祝日とされている。フランス政府は国内教会の反対を押し切って、この祝日の廃止を決定したことが分かった。最終的な決定まで議会の承認を待つのみとなっている。
フランス・プロテスタント連盟総幹事ジャン・アーノルド・デ・クラメント師は「他の日を(廃止候補として)選んで欲しかったという主張もある。しかし五旬節後の月曜日は特に宗教的な理由から祝日とされているのではない。これは様々な選択肢を検討した上で政府が最良と判断した決定だということだ」と述べた。
ローマ・カトリック教会は同政府の決定に対して強い反発を示している。