最近イスラエルとパレスチナのエキュメニカルボランティア(The Ecumenical Accompaniment Program in Palestine and Israel, EAPPI)が昨年に続いて第2回ボランティア団を派遣しているとWCCが伝えた。今年は昨年より多い19名の奉仕者らがボランティアに参加している。現地ではこの頃イスラエル-パレスチナ地域の緊張が高まっている中、黙々とボランティア活動に勤しんでいるという。
EAPPIは非沫ヘ的な方法でイスラエル-パレスチナ間の緊張緩和を目指すパレスチナ人とイスラエル人らによってボランティア活動を展開する。活動は全般的に地域教会とパレスチナ・イスラエルNGO団体らと協力して行っている。
EAPPIのメンバーは、カナダ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、スイス、アメリカなど6ケ国からの参加者で成り立っている。また彼らは22歳から72歳までという幅広い年齢層の人々で告ャされている。彼らのうち半分は3ケ月間イスラエル-パレスチナ地域で平和のための活動に参加して、他の参加者らは1年間この活動に長期参加する計画だ。
反戦、平和を叫ぶ陣営の強い結束力を土台にして団結した人々は、現地の様々な場所でそれぞれの使役活動に従事している。7人はパレスチナ西の地方村でボランティア活動を展開。彼らのうち4人は医師で、エルサレムとラマル、そしてゼニンにある地元病院と簡易診療所で医療奉仕活動をする計画だ。そのほか、現地における人権現況モニタリング、メディア・ボランティア、音楽ボランティアなど多様な活動に参加する。
このプログラムは2002年に59人のボランティアが集まって始めた。今まで30余りの教会とカナダ、デンマーク、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカなど8ケ国から超教派団体が参加している。
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